- スパイスの使い方が分からない
- 買ったものの、たくさん余っている
- 料理のレパートリーを増やしたい
こんなお悩みありませんか?
この記事では、スパイスの普段使いの方法や、作り置きできる旨味調味料の作り方を紹介しています。
ぜひ、活用してみてください。
地中海料理をもっと簡単に作りたい方へ、Instagramやってます。
是非見てください!
カイエンペッパー(鷹の爪)
・辛み出し、保存性を高める
・種は取り出す
・ホールは油の炒め具合で辛さが増す
・パウダーは途中から加えても大丈夫
・少量でも十分に辛い
・作り置きしたい旨味調味料
ピカンテオイル
たっぷりのオリーブオイルにカイエンペッパーとにんにくを加えて軽く煮込む。パスタやピッツァ、サラダにオススメ。
ハリッサ
みじん切りにした玉ねぎ、にんにくを炒めて、カイエンペッパーのペーストや好みのスパイスと混ぜて作るチュニジアの調味料。肉料理や豆腐などによう合う。マヨネーズと和えても美味しい。
ガーリック
・香りづけ、味の決め手、味のアクセント
・基本は油に入れて、じっくり色をつけていく
・チューブタイプは弾けるので途中から加える
・アヒージョはスライス、みじん切りがオススメ
・パウダーは肉の下味や炒め物に使いやすい
・作り置きしたい旨味調味料
にんにくオイル
皮のついたまま潰して、たっぷりのオリーブオイルに加え、弱火で煮込む。香りが出て来ればOK。パスタやドレッシング、スープなどにオススメ。
バーニャカウダソース
ホールのまま、火が通るまで牛乳で煮込む。煮込めたら、アンチョビを加えてミキサーにかける。野菜のディップや魚料理のソースに活用。
カルダモン
・主に香りづけ
・料理に使う時は、油で炒めて香りを出す
・チャイや紅茶などにそのまま入れて使う
・噛むと苦いので、食べる際は取り出す
・作り置きしたい旨味調味料
カルダモンシュガー
グラニュー糖にカルダモンパウダーを混ぜるだけ。スイーツやパンを作る時に練りこんだり、ドリンク、ヨーグルトに混ぜて活用。
カルダモンはちみつ
はちみつにオレンジの皮とカルダモンホールを加えて弱火で煮込む。煮込みすぎると固まるので注意。パンに塗ったり、紅茶やヨーグルトに入れて活用。
クミン
・香りづけ、カレーに欠かせない存在
・基本は油で炒める
・ホールは魚介類との相性がいい
・パウダーは炒め物に使いやすい
・作り置きしたい旨味調味料
クミン塩
クミンパウダーと塩、ガーリックパウダーを混ぜるだけ。フライドポテトやお刺身にかけてエスニックな味わいに。
タンドリー液
クミンパウダー15g、ヨーグルト45g、はちみつ5g、塩3g、にんにくチューブ5g、オリーブオイル30gがベース。鶏肉やサーモンを漬け込んで。
クミンを使ったひよこ豆のコロッケ「ファラフェル」のレシピはこちら。
クローブ
・特に香りの強いスパイス
・噛むと苦いので、使ったら取り出す
・1つでも十分な香りがある
・パウダーは肉の下味に利用
・作り置きしたい旨味調味料
クローブシナモン
クローブパウダーとシナモンシュガーを1:1で混ぜる。チャイやココアに入れてエスニックなドリンクに。
クローブとレモンのマリネ液
レモンをスライスして、レモンの半分のグラニュー糖、クローブを加えて、グラニュー糖がなくなるまで潰す。レモネードや魚介のマリネ液に活用。
クローブとタヒニを使ったおつまみチーズケーキのレシピはこちら。
コリアンダーシード
・主に臭み取りや香りづけ
・ホールはマリネやピクルスに
・パウダーはドレッシングやケーキに
・焼酎やビールに使われるケースも
・作り置きしたい旨味調味料
ペッパーミル
ペッパーミルにコリアンダーホールとホワイトペッパーホールを2:1の割合で入れる。魚の下味やケーキを作る際に利用。
基本のピクルス液
酢60g、水60g、砂糖45g、塩5g、カイエンペッパ−1本、コリアンダーホール10粒程度を合わせて一度沸騰させて完成。
サフラン
・色付け、香り付け
・液体の中に加える事で色付く
・ブイヤベース、パエリアに欠かせない
・スパイスの中でダントツ高い
・作り置きしたい旨味調味料
サフランギー
ギーとは、バターから不純物を取り出して、溶かしたバター。ギーとサフランパウダーを合わせて、色のきれいなギーに。カレーやブイヤベースの煮込み料理に。
サフラン水
水の中にサフランホールを入れて色を出すだけ。炊飯器でサフランライスやピラフを作るのに便利。
シナモン
・甘い香りとスパイシーな香りを合わせ持つ
・ホールは煮込みやマリネ液に活用
・パウダーは、そのままドリンクに加える
・フルーツと合わせやすい
・作り置きしたい旨味調味料
コンポート液
水400g、白ワイン100g、グラニュー糖170g、シナモンホール1本、クローブ2粒、カルダモン3個を沸かして、フルーツを漬け込む。桃やイチヂク、ぶどうなどは崩れるので冷ましてから漬ける。液体は、ワインを足してサングリアに活用できる。
赤ワインソース
赤ワインをアルコールが飛ぶまで煮詰めて、はちみつ、シナモンを加えて置いておく。これがベース。肉を焼いた後にベースを加え、バターを足してソースに。
シナモンを活かした、モロッコの鶏肉料理「フェズチキン」のレシピはこちら。
ジンジャー
・香り付け、味付け、辛み、殺菌効果
・魚や肉などの臭み消し
・ホールはスライスしたり、千切りに
・ケーキ、パン、ドリンクにも使える
・作り置きしたい旨味調味料
生姜醤油
すりおろした生姜、カイエンペッパーを醤油に漬け込む。ピリ辛な味が、肉、魚、豆腐など、幅広く使える。炒飯や野菜炒めの合わせ調味料としても便利。
ガリ(甘酢付け)
生姜を薄くスライスして、2分ほどボイルする。昆布、酢100g、水100g、砂糖50g、塩5gを合わせて漬け込む。残った甘酢も酢の物やドレッシングに利用可能。
ターメリック(ウコン)
・主に色付け、ほのかな味や香り
・パウダーで使うことがほとんど
・カレーやフライ、スープなどに活用
・きれいな黄金色を生かしたご飯も炊ける
・作り置きしたい旨味調味料
自家製カレー粉
ターメリック、クミンの比率を多くし、カルダモンやシナモン、コリアンダー、ガーリックなどのパウダーをお好みで合わせる。カレー以外にも炒め物や揚げ衣、カレー塩にしても使える。
ターメリック白味噌
白味噌にターメリックパウダーを練り込むだけ。味噌汁や雑煮が一味変わって、きれいな色に。みりん、酒と割って西京焼きの漬け地にも使える。
ナツメグ
・香り付け、臭み取り
・パウダーを使うのがほとんど
・肉の臭みをとってくれる
・甘みもあり、お菓子作りにも使われる
・危険、一度に4g以上摂取しない
・作り置きしたい旨味調味料
ナツメグバニラシュガー
一度使ったバニラのさやを乾燥させる。乾燥したバニラのさや、ナツメグパウダーとグラニュー糖を
ミキサーにかけて粉末状にする。紅茶に入れたり、焼き菓子に練りこんで使う。
ガラムマサラ
スパイスを混ぜ合わせて作る調味料。カレー以外にも、炒め物やマリネ、焼き菓子にも利用。 基本はクミンホール、クローブホール、ナツメグパウダー、カルダモンホール、ブラックペッパーホール、ローリエを煎ってフードプロセッサーで、粉末→濾す→粉末→濾す。用途や好みによってスパイスを変える。
パプリカパウダー
・色付け、彩り
・料理の仕上げや盛り付けに利用
・魚介や乳製品、卵との相性がいい
・サフランの代用にも使える
・作り置きしたい旨味調味料
赤いタルタルソース
卵が多めのタルタルにたっぷりのパプリカパウダーを混ぜる。香りや色もついてきれいなタルタルソースに。
バーベキューソース
市販の焼肉のタレ200gに対して、ケチャップ50g、酢50g、蜂蜜10g、パプリカパウダー5g加えてよく混ぜる。市販のタレに酸味と風味が加わり、より肉と合う。
ピンクペッパー
・彩り、香り、アクセント
・仕上げに使って、味の変化を出す
・塩気のあるパテやスモークと合わす
・多すぎると主張が強いので1〜2粒で使う
・作り置きしたい旨味調味料
魚や野菜用シーズニング
ピンクペッパーを軽く潰して、乾燥バジル、塩、ガーリックパウダーを1:1:1:1の割合で混ぜる。魚のソテーやグリル野菜のふりかけとして使う。
デザート用シーズニング
ピンクペッパーを軽く潰して、シナモンパウダー、砂糖を1:1:1の割合で混ぜる。バニラアイスやガトーショコラのふりかけとして使う。
ブラックペッパー
・香り付け、下味、アクセント、臭み取り
・塩、胡椒といえばブラックペッパー
・肉類、卵、チーズとの相性がいい
・ホットドリンク、カクテルにも利用
・作り置きしたい旨味調味料
ペッパータレ
本つゆと少量のごま油にたっぷりのブラックペッパーを挽いて混ぜる。生の魚を漬け込むと、アクセントのあるマリネに。
ペッパーオイル
エキストラバージンオイルに岩塩と粗めに挽いたブラックペッパーを混ぜる。スティック野菜やパンにつけて食べる。
ホワイトペッパー
・香り付け、下味、アクセント、臭み取り
・ブラックペッパーより辛みと香りも強い
・主に魚介料理に使う
・ラーメンや餃子のアクセントにも
・作り置きしたい旨味調味料
酢コショウ
酢にたっぷりのホワイトペッパーを加えて混ぜる。餃子や春巻き、担々麺に合わすと美味しい。
アイオリソース
マヨネーズ100gにニンニクチューブ10g、ホワイトペッパーを加えて混ぜる。魚介のトマト煮込みやオムレツに合わせて使う。
マスタードシード
・香り付け、若干の辛み
・マリネ、炒め物、カレーに使う
・基本は油で加熱して香りを出す
・人参やキャベツなどで作るマリネに
・マイルドなイエローとスパイシーなブラック
・作り置きしたい旨味調味料
ハーブ香るピクルス液
酢60g、水60g、砂糖45g、塩5g、マスタードシード10g、ローズマリ−1本を沸かして野菜を漬け込む。液体は、マリネやドレッシングに利用可能。
手作り粒マスタード
イエローマスタード60g、ブラックマスタード30gを浸かる程度の水に1時間漬ける。柔らかくなったら、スプーンやフォークで潰す。白ワインビネガー60g、塩5g、砂糖10gとよく混ぜ1日、冷蔵庫で保管して、味をなじませる。
まとめ
地中海料理に欠かせないスパイス。
用途は、香り付け、臭み取り、アクセント、辛み、彩り、色付け、殺菌効果など。
普段作る料理の中に少し加えるだけで、インパクトのある味付けに変わります。
レパートリーを増やす最高の調味料。
買ったまま、置いとくだけなのはもったいない。
毎日の料理にぜひ、取り入れてみてください。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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