![[塩気と辛味でワインが進む、ナポリの名物パスタ] 〜スパゲッティ・プッタネスカ〜](https://yuttera.com/wp-content/uploads/2ba0d509f096b94697a99c66de1a2c12.jpg)
「娼婦風パスタ」を意味するプッタネスカ。
忙しい娼婦が体力を回復させるために、身近な材料で作った事から、この名が付けられました。
オリーブ、ケッパー、アンチョビの塩気と、唐辛子の辛味が特徴です。

ベースはトマトで、トマトソース、フレッシュトマト、ドライトマトと3パターンの作り方が一般的。
今回は、基本のトマトソースの作り方からプッタネスカを作る方法にしてあります。
イタリアの辛口白ワイン、ピノ・グリージョやソアーヴェに合わせたいパスタです。
ポイントは、
- 玉ねぎがしんなりするまで、しっかりと炒める
- オリーブ、ケッパー、アンチョビを油の中で潰して香りを出す
- 湯の量に対して1%の塩を加える
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食べてみたい方、興味のある方は、下記からお気軽にお問い合わせください。
レシピ

スパゲッティ・プッタネスカ
・トマトソース 30分 ・調理時間 10分
Ingredients
トマトソース
- ダイストマト缶 1缶(400g)
- 玉ねぎ(みじん切り) 1個
- にんにく(みじん切り) 6g
- 塩 2g
- 砂糖 5g
- ピュアオリーブオイル 30g
- バジル(茎の部分でも可) 1本
・材料
- スパゲッティ 80g
- トマトソース 100g
- ブラックオリーブ 5粒
- ケッパー 10g
- アンチョビ 3g
- 鷹の爪 1本
- にんにく(みじん切り) 4g
- タイム(あれば) 1本
- 茹で汁(ソース用) 60cc
- 胡椒 少々
- ピュアオリーブオイル 20g
- EVオリーブオイル 10g
- 塩(茹で汁用) 湯の量の1%
Instructions
トマトソース
- 鍋にピュアオリーブオイルを敷き、玉ねぎとにんにく、バジルを加え、しんなりするまで炒める。
- ダイストマト缶、塩、砂糖を加え、中火弱にして、焦げないようにかき混ぜながら15分ほど煮込む。(煮詰まり過ぎたら水を足す)
- 煮込めたら、氷水に当ててすぐに冷やす。
調理(パスタ)
- たっぷりの湯に、湯の1%の塩を加え、スパゲッティを茹で始める。
- フライパンにピュアオリーブオイルを敷き、にんにくと鷹の爪を加え、きつね色になるまで弱火にかける。
- ブラックオリーブ、ケッパー、アンチョビ、タイムを加え、オイルの中で潰すように炒める。
- 食材の香りが出てきたら、トマトソースと茹で汁(ソース用)を加える。
- 茹で上がったスパゲッティをソースとよく絡ませたら、お皿に盛り付け、胡椒とEVオリーブオイルを回しかけて完成。
Notes
- オリーブとケッパーを油の中で炒めることで、素材本来の香りが引き立つ。
- トマトベースでも乳化は大事!パスタとソースをよく混ぜてとろみを作る。
- とろみの調整は、基本は水で、塩気が足りなければ茹で汁を加える。
- 万能ソースになる「ケッカソース」のレシピはこちら。
この料理に使いたいアンチョビ
「明治屋 ロレアアンチョビフィレ瓶詰め」
パスタに使いやすい塩加減のアンチョビ。
焼いたバゲットの上に、トマトとこのアンチョビを乗せるだけで、最高のおつまみになります。
リンク
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
レシピを参考に、ぜひ作ってみてください。