![[定番ドルチェをインスタントコーヒー+スパイスでアレンジ] 〜カルダモンティラミス〜](https://yuttera.com/wp-content/uploads/9af5b0c1eed02e8345a1a5fd6f60a07a.jpg)
イタリア発祥で、1990年代初頭から日本でも人気のティラミス。
スポンジやビスケットにたっぷりのコーヒを染み込ませた生地と、マスカルポーネの甘い層を重ねて食べる、甘さと苦みが美味しいスイーツ。
挽き立てで作りたいところですが、今回は、家庭でも作りやすいように、市販のインスタントコーヒーを使います。

そのベースに合わせるのは、ブラックペッパーとカルダモン。
スパイスをふんだんに使うモロッコでは、コーヒーにもスパイスを入れて飲まれているので、それをヒントにアレンジしました。
コーヒーの風味を邪魔せずに、刺激的な味を表現しています。
ポイントは、
- コーヒーの粉は多めに使う
- マスカルポーネをしっかりと混ぜる
- ダマにならないように、卵やホイップは少量ずつ加える
地中海の出張料理教室を展開中です。
作ってみたい方、興味のある方は、下記からお気軽にお問い合わせください。

カルダモンティラミス
・25×18cm容器1台分 ・調理時間 30分
Ingredients
材料
- マスカルポーネ 250g
- スポンジ生地(またはビスケット) 20×20 1枚分(約20枚)
- 卵黄 2個分
- 卵白 3個分
- グラニュー糖 90g
- 生クリーム(40%以上) 200g
コーヒーシロップ
- インスタントコーヒー 30g
- 水 200ml
- カルダモンパウダー 小さじ½
- ブラックペッパー(粗挽き) 小さじ½
- コアントロー(あれば) 15ml
仕上げ
- ココアパウダー(無糖) 適量
- 粉糖 適量
- アーモンドスライス お好みで
Instructions
調理
- 鍋に水を加え、沸騰させてから火を止め、インスタントコーヒー、カルダモンパウダー、ブラックペッパー、コアントローを加え、香りが飛ばないよう蓋をしておく。
- 4つのボウルを準備して、1.卵白+グラニュー糖30g2.卵黄+グラニュー糖30g3.生クリーム+グラニュー糖30g4.マスカルポーネというように分ける。
- 卵白のボウルを角が立つまで泡立てる。
- 卵黄のボウルは、グラニュー糖の粒がなくなり、白っぽくなるまで混ぜる。
- 生クリームのボウルは、しっかりとした角が立つくらいの9分立てにする。
- マスカルポーネのボウルは、液体と個体が混ざり、滑らかなベースが固くなるまでかき混ぜる。
- マスカルポーネのボウルに、卵黄→生クリーム→卵白の順に混ぜ合わせて、ティラミスのベースを作る。*それぞれを2~3回に分けて少しずつ馴染ませる。
- 容器にスポンジ生地の半分を並べ、合わせておいたコーヒーシロップ→ベースの半分量→スポンジ生地の半分→コーヒーシロップ→ベースの半分量→ココアパウダーの順に重ね、最低でも半日寝かせる。
- お皿に盛り付け、もう1度ココアパウダーを振りかけ、粉糖とローストしたアーモンドで飾って完成。
Notes
- コーヒーシロップは香りが飛びやすいので、蓋やラップをして香りを閉じ込める。
- それぞれのベースはマスカルポーネの固さに近くなるように、しっかりと泡立てる。
- マスカルポーネをしっかりと混ぜておかないと、ゆるい生地になりだれてしまう。
- 半日以上おいたほうが、全体的に味が馴染み、美味しくなる。
- スパイスを使ったビーガンバナナケーキはこちら。
このデザートとよく合うインスタントコーヒー
「UCC ザ・ブレンド 117 インスタントコーヒー 瓶 90g×2個」
苦みとコクのバランス、後から来る酸味がスパイスにも負けない味わいなので、このティラミスとの相性ピッタリ。
手に入りやすいインスタントコーヒーです。
リンク
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
レシピを参考に、ぜひ作ったみてください。
パン・お菓子作りの材料・器具専門店【TOMIZ(富澤商店)】